blenderでマテリアルやテクスチャを統合する

何かとよく使う、マテリアルやテクスチャを統合する方法です。
blenderを使用しますが、ボタンを押していくだけなので簡単!

使うツールとそのバージョン

blender

ver2.8 日本語設定で説明します。

Material Combiner

ver2.1.1.2
ワンボタンでマテリアルを一個にしてくれるすごいアドオン

github.com

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アドオンのインストールはこちらの記事を参照してください。

blenderにアドオンをインストールする - しびびびび

マテリアルとテクスチャを統合する

言語設定を英語にする

MaterialCombinerは日本語設定のままだとエラーが出ることがあるので、一時的に英語に戻します。

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プラグインの画面を開く

画面右にこんなタブがあれば、その中のMatCombinerを選びます。

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タブがない場合は、この三角を押すと出てきます。

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マテリアルリストを取得

まずはMainMenuの中の「Generate Material List」を押します。

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空欄だったリストに、メッシュごとに分かれてマテリアルの一覧が出てきます。

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統合する

Generateで取得したリストの右側にチェックを入れてから、画面一番下の「Save Atras to」ボタンを押すと、統合したテクスチャの保存場所を選択する画面になります。
CreateAtlasで決定するとマテリアルとテクスチャが統合され、リストが更新されます。

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先ほど選んだ保存場所には、新しいテクスチャが作成されています。

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注意

ノーマルマップなど、マテリアルに別のテクスチャを指定している個所をこれでまとめてしまうと、指定できなくなってしまいます。
また、マテリアルも特殊な設定をしているものをまとめるとそれもできなくなってしまうので、まとめる対象はよく選びましょう。
例:金属部分と肌をまとめる→NG
 複数の金属部分をまとめる→まとめたものを金属設定すればいいのでOK