MeshDeleter with Textureが神ツールなので紹介します
神ツールとあがめているMeshDeleter with textureさん。
Unityでメッシュの削除をできるツールです。
このモデルの一部分だけほしい、一部分だけ消したい、そんなときに大活躍!
ポリゴン数の削減にも大活躍!!
blender触りたくない族の改変に欠かせないと思う神ツールなので使い方をまとめてみました。
配布場所
こちらです!
Unity2017なら0.5
Unity2018なら0.5.1がいいと思います。
インストールと起動
ダウンロードしたファイルを解凍するとUnitypackageが入ってるので、それをUnityプロジェクトにインポートします。
Unityの画面上メニューに「GatoTool」というのが増えます。
この中に「MeshDeleter with Texture」という名前で入っています。
メニューから開くと、こんな感じで画面が出てきます。
使い方
まず最初に、編集したいメッシュを設定します。 Hierarcyに置いたモデルの中から、SkinedMeshRendererがくっついてるパーツを探します。
そのパーツをMeshDeleterのウィンドウの一番上の「Renderer」のところにD&Dします。
ウィンドウの表示が切り替わって、メッシュの編集ができるようになりました。
画面の説明(基本編)
左側
編集したい部分のテクスチャが表示されます。
ここで塗りつぶしてから右のDeleteボタンを押すと、その部分のメッシュが削除されます。
拡大縮小ができて、拡大した後は右クリックを押しながらドラックで位置の移動ができます。
右側:Texture
設定したパーツに含まれるテクスチャを選択できます。
ここを切り替えると左側の表示が変わります。
右側:Pen/Eraser
ペンで塗った部分が削除されます。
イレイサーはペンの塗りを取り消しするのに使います。
サイズでペン先のサイズを、Black/R/G/Bでペンで塗る色を変更できるので、見やすい色にするといいです。
右側:Delete Meshボタン
これを押すとペンで塗ったところが削除されます。
画面の説明(発展編)
Import/Export DeleteMask
ここで塗らなくても、フォトショやクリスタ等で塗ったものを取り込めます。
ペンツールが丸いペン先しかなかったり、範囲選択機能がなかったりとちょっと不便なので、入り組んだ場所の場合はつかってみてください。
Export UVMap
UVマップを画像として保存できます。
白背景でUVだけ取り出せるので、実はとても便利。
UVがついてないアバターの時とかにも活用できます。
試しに使ってみる(服デザインの変更)
こちらはVroidアバターなのこの長袖ワンピースを、ノースリーブにしてみます。
全身が統合されているので、BodyをRendererに設定します。
テクスチャ一覧から、服のテクスチャである「Onepiece」を選択
胴の左右にあるのが袖なので、これを削除してノースリーブにしていきます。
下地が黒だったので、赤いペンで塗りつぶしました。
Unityの画面のほうでも、塗った個所に色がついているのでわかりやすくなっています。
大丈夫そうなので、「DeleteMesh」ボタンを押します。
塗ったのはリセットされるのですが、消した袖のUVがなくなっています。
Unityの画面でも袖がなくなりました。
試しに使ってみる2(素体の取り出し)
このまま服を全部消すと、素体になります。
バーっと全部塗って、「DeleteMesh」ボタン
消えました!
その他の使用例
今回は服のデザインを変えてみましたが
などなど、消したいときに何でも使えます!
便利!!!
間違えて消した!戻したい!とき
戻せます!
DeleteMeshボタンを押すたびにバックアップを作ってから削除されるようになっています。
Skined MeshRendererをみると、Meshのところが「deleteMesh」という名前がついたものに変わっています。
ここをクリックすると、Projectフォルダの中からこの編集されたメッシュのある場所が表示されます。
ここには元の削除前のメッシュも保存されているので、それをD&Dしてあげるともとに戻ります。
まとめ
めちゃくちゃ便利なツールの紹介でした。
ぜひ買って使ってみてくださいーーー
この記事は、作者さんに関係なく私が勝手に書いているものなので、記事への質問は私宛にお願いします!
コメントとかで!